【2026年最新版】世界企業 売上高ランキングTOP10 | Amazonが12年連続王者ウォルマートを抜き世界一に
2026年7月28日、米フォーチュン誌が世界最大企業500社をランキングした「フォーチュン・グローバル500(Fortune Global 500)」の2026年版が発表されました。今回のランキングでは、12年連続で首位を守ってきたウォルマートを抜き、Amazon.comが史上初めて世界売上高ランキング1位に輝いたことが最大の話題です。本記事では、公式発表資料および一次情報源に基づき、世界企業の売上高ランキングTOP10と、業界・国別の最新動向を、根拠URLとともに解説します。
この記事の情報源について
本記事で扱うランキングデータは、フォーチュン誌が毎年発表している「フォーチュン・グローバル500」の公式プレスリリース(2026年7月28日発表)、およびフォーチュン公式サイトのランキングページを主な一次情報源としています。数値・企業名・順位について、複数の情報源で相互に確認が取れたもののみを掲載し、推測や未確認の数値は記載していません。各セクションの末尾に根拠となる出典URLを明記していますので、詳細を確認したい方はあわせてご参照ください。
フォーチュン・グローバル500とは
フォーチュン・グローバル500は、米国のビジネス誌「Fortune」が1990年から毎年発表している、世界の企業を売上高順にランキングした一覧です。ランキング対象となるのは、2026年3月31日以前に終了した各社の直近会計年度の総売上高で、政府機関への financial data(財務情報)の報告が義務付けられている企業が対象となります。2026年版は通算37回目の発表で、対象企業は世界36カ国・242都市に本社を置いています。
出典:Fortune Announces 2026 Fortune Global 500 List(PR Newswire, 2026年7月28日)
2026年 世界企業 売上高ランキングTOP10
2026年版フォーチュン・グローバル500のTOP10は以下の通りです。ランキングは2025会計年度(2026年3月31日までに終了した会計年度)の売上高に基づいています。
| 順位 | 企業名 | 国・地域 | 業種 |
|---|---|---|---|
| 1 | Amazon.com | アメリカ | Eコマース・クラウド |
| 2 | ウォルマート(Walmart) | アメリカ | 小売 |
| 3 | 国家電網(State Grid) | 中国 | 電力 |
| 4 | ユナイテッドヘルス・グループ(UnitedHealth Group) | アメリカ | 医療保険 |
| 5 | サウジアラムコ(Saudi Aramco) | サウジアラビア | 石油・エネルギー |
| 6 | Apple | アメリカ | テクノロジー |
| 7 | マッケソン(McKesson) | アメリカ | 医薬品卸 |
| 8 | Alphabet(Google親会社) | アメリカ | テクノロジー |
| 9 | CVSヘルス(CVS Health) | アメリカ | 医療・薬局 |
| 10 | 中国石油天然気集団(China National Petroleum) | 中国 | 石油・エネルギー |
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ(fortune.com)、PR Newswire公式発表(2026年7月28日)
TOP10企業を1社ずつ解説
1位:Amazon.com(アメリカ)
Amazon.comは2026年版で初めて首位を獲得し、ウォルマートの12年連続首位という記録に終止符を打ちました。2025年の売上高は前年比12%増となり、700億ドルの大台を突破。「世界で売上高が最も大きい企業」の称号を手にしました。創業者ジェフ・ベゾス氏はフォーチュン誌2026年8-9月号の表紙も飾っています。
出典:PR Newswire公式発表(2026年7月28日)
2位:ウォルマート(アメリカ)
世界最大級のスーパーマーケットチェーンを展開するウォルマートは、2025年版まで12年連続で世界売上高1位を維持してきましたが、2026年版でAmazon.comに首位の座を明け渡し、2位となりました。
出典:Fortune Announces 2025 Fortune Global 500 List
3位:国家電網(中国)
中国最大の国有電力送配電企業である国家電網(State Grid)は、中国全土に電力インフラを供給する巨大企業で、例年TOP5の常連です。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ
4位:ユナイテッドヘルス・グループ(アメリカ)
アメリカ最大級の医療保険会社であるユナイテッドヘルス・グループは、医療保険事業に加えて医療データ分析・医薬品給付管理(PBM)なども手掛け、TOP5入りを果たしました。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ
5位:サウジアラムコ(サウジアラビア)
サウジアラビア国営の石油会社サウジアラムコは、世界最大級の原油生産量を誇るエネルギー企業として、例年上位にランクインしています。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ
6位:Apple(アメリカ)
iPhoneをはじめとするハードウェア製品とサービス事業を展開するAppleは、2025年の純利益で1,000億ドル以上を計上した4社のうちの1社です。
出典:PR Newswire公式発表(2026年7月28日)
7位:マッケソン(アメリカ)
医薬品卸大手のマッケソンは、1995年からフォーチュン・グローバル500に掲載され続けている138社のうちの1社であり、2026年版で初めてTOP10入りを果たしました。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ
8位:Alphabet(アメリカ)
Googleの親会社であるAlphabetは、2025年に1,320億ドルの純利益を計上し、フォーチュン・グローバル500史上2番目に高い利益額を記録して「世界で最も利益を上げている企業」となりました。
出典:PR Newswire公式発表(2026年7月28日)
9位:CVSヘルス(アメリカ)
薬局チェーンと医療保険事業を併せ持つCVSヘルスは、アメリカの医療・ヘルスケア業界を代表する巨大企業としてTOP10入りしています。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ
10位:中国石油天然気集団(中国)
中国国有の石油・天然ガス大手である中国石油天然気集団(CNPC)は、中国のエネルギー安全保障を支える中核企業として、例年TOP10圏内にランクインしています。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ
世界500社の売上高・利益・雇用の全体像
2026年版フォーチュン・グローバル500に選出された500社の売上高合計は43.1兆ドルに達し、前年から3.2%増加しました。これは世界のGDPの3分の1以上に相当する規模です。また、500社の純利益合計は3.39兆ドルとなり、過去最高を記録。500社が雇用する従業員数は合計7,020万人にのぼります。
特に注目すべきは上位企業への集中度です。上位50社だけで全体の売上高の33%、利益の39%を占め、上位100社では売上高の47%、利益の53%を占めており、世界の経済力が一部の巨大企業にますます集中している実態が浮き彫りになっています。
出典:Fortune Global 500 公式ランキングページ、PR Newswire公式発表(2026年7月28日)
国別動向:アメリカが18年ぶりの高水準、中国は減少傾向
2026年版では、アメリカ企業が141社ランクインし、2008年以来18年ぶりの高水準となりました。これはアメリカが世界で最も多くの企業をランクインさせている国であることを意味し、アメリカ企業の売上高合計は前年比6%増の15.5兆ドルに達しています。
一方、中国・香港・マカオ・台湾を含む「大中華圏」の企業は122社となり、前年から8社減少して2018年以来最も少ない水準となりました。
出典:The Fortune Global 500 gets top-heavy—and more powerful than ever(Fortune, 2026年7月28日)
業種別動向:テクノロジー企業が急成長、金融がなお最大セクター
業種別に見ると、金融セクターが123社で依然として最大のセクターとなっており、続いてエネルギー(77社)、テクノロジー(38社)、自動車・同部品(35社)、ヘルスケア(31社)の順となっています。これら上位5業種で全体の61%の企業数、66%の売上高を占めています。
中でも成長が際立つのがテクノロジーセクターです。テクノロジー企業は前年から4社増の38社となり、売上高は20%以上増加して約4兆ドル、利益は36%増の約8,350億ドルに達しました。特にAI関連需要の拡大を背景に、半導体大手のNVIDIAは前年から38位上昇して28位に、台湾積体電路製造(TSMC)は44位上昇して82位にランクインしています。また、オランダの半導体製造装置大手ASMLも453位で初めてランクイン入りを果たしました。
いわゆる「マグニフィセント・セブン」(Amazon、Apple、Alphabet、Microsoft、NVIDIA、Meta Platforms、Tesla)は、2025年に合計2.3兆ドルの売上高と6,080億ドルの利益を記録し、いずれも過去最高となりました。また、Alphabet・NVIDIA・Apple・Microsoftの4社は、いずれも2025年に1,000億ドル以上の純利益を計上しています。
出典:PR Newswire公式発表(2026年7月28日)、Fortune Global 500 公式ランキングページ
自動車業界の動向:フォルクスワーゲンが首位、トヨタは僅差の2番手
自動車メーカー単体のランキングでは、フォルクスワーゲングループが売上高3,630億ドルで全体13位となり、自動車業界のトップに立ちました。これに次ぐのがトヨタ自動車で、売上高3,360億ドルで全体14位にランクインしています。以下、フォード・モーター(38位、売上高1,870億ドル、前年比1.2%増)、ゼネラルモーターズ(39位)、ステランティス(43位)と続きます。
出典:Ford Beats GM By One Spot In 2026 Global Fortune 500 List(Ford Authority)
その他の注目トピック
- 女性CEOが過去最多に: フォーチュン・グローバル500における女性CEOの数は34人(全体の6.8%)となり過去最多を更新。国別ではアメリカが16人でトップ、フランスが6人で続いています。
- 新規ランクイン企業: 2026年版では合計24社が新たにランクイン(初登場13社、再登場11社)。初登場組にはEPグループ(179位)、ギャラクシー・デジタル(244位)、AMD(478位)、韓国発のEC企業クーパン(479位)などが含まれます。
出典:PR Newswire公式発表(2026年7月28日)
まとめ:世界の経済地図はテクノロジー企業を中心に塗り替えられつつある
2026年版フォーチュン・グローバル500は、Amazon.comが12年間王座を守り続けたウォルマートを抜いて初の世界首位に立ったこと、そしてテクノロジーセクターが売上・利益ともに急拡大していることを鮮明に示す結果となりました。金融・エネルギーといった伝統的な巨大セクターが依然として存在感を持ちつつも、AI関連需要を追い風にNVIDIAやTSMC、ASMLといった半導体関連企業が大きく順位を上げている点は、今後の世界経済の勢力図を占ううえで見逃せない動きです。投資や事業戦略を検討するビジネスパーソンにとって、このランキングは世界経済の「今」を俯瞰する貴重な指標といえるでしょう。
本記事の出典一覧
- Fortune Announces 2026 Fortune Global 500 List(PR Newswire, 2026年7月28日)
- Fortune Global 500 公式ランキングページ(fortune.com)
- The Fortune Global 500 gets top-heavy—and more powerful than ever(Fortune, 2026年7月28日)
- Fortune Announces 2025 Fortune Global 500 List(2025年7月29日、前年版の参照用)
- Ford Beats GM By One Spot In 2026 Global Fortune 500 List(Ford Authority)
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