【2026年最新】トヨタ自動車歴代社長完全一覧|創業者・豊田喜一郎から佐藤恒治まで12代88年の軌跡
世界最大級の自動車メーカー・トヨタ自動車。1937年の創業から現在まで、12名の社長が経営を担ってきました。本記事では、創業者・豊田喜一郎氏から現社長・佐藤恒治氏まで、88年間の歴史を完全網羅します。
2026年4月1日付で第13代社長・近健太氏が就任。佐藤恒治氏は副会長に異動 情報更新。
この記事で分かること:
- トヨタ自動車歴代社長12名の完全リスト
- 創業一族・豊田家の系譜
- 経団連会長を2名輩出した影響力
- 豊田章男会長の14年間の改革
- 2023年就任の佐藤恒治元社長/2026年就任の近健太新社長
目次
- トヨタ自動車とは?企業概要と歴史
- 歴代社長12名の完全一覧表
- 創業者・豊田喜一郎の偉業
- 豊田家の系譜と創業一族
- 経団連会長を輩出した影響力
- 豊田章男の14年間と改革
- 現社長・佐藤恒治氏
- おすすめトヨタ車とカー用品
トヨタ自動車とは?企業概要と歴史
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | トヨタ自動車株式会社(TOYOTA MOTOR CORPORATION) |
| 本社所在地 | 愛知県豊田市トヨタ町1番地 |
| 設立 | 1937年(昭和12年)8月28日 |
| 創業者 | 豊田喜一郎(とよだ きいちろう) |
| 従業員数 | 約37万人(連結) |
| 売上高 | 約45兆円(2024年度) |
| 世界販売台数 | 約1,000万台超(世界トップクラス) |
| 主要ブランド | トヨタ、レクサス、ダイハツ、日野 |
トヨタの歴史的変遷
- 1867年:豊田佐吉(創業者の父)誕生
- 1933年:豊田自動織機に自動車部設立
- 1937年:トヨタ自動車工業として独立
- 1950年:経営危機。労使紛争で豊田喜一郎が社長辞任
- 1982年:トヨタ自動車工業と販売が合併
- 1997年:世界初の量産ハイブリッド車「プリウス」発売
- 2008年:世界販売台数で世界1位に
- 2023年:佐藤恒治氏が社長に就任
「TOYOTA」表記は、だく音がなくさわやかで、総画数が縁起の良い「8画」になることが理由です。
歴代社長12名の完全一覧表
以下、1937年から現在まで88年間の歴代社長全リストです。
| 代 | 氏名 | 在任期間 | 在籍日数 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|
| 初代 | 豊田利三郎 | 1937年8月~1941年1月 | 1,249日 | 創業時の初代社長 豊田佐吉の女婿 |
| 2代 | 豊田喜一郎 | 1941年1月~1950年6月 | 3,468日 | 🏆 創業者 豊田佐吉の長男 経営危機で退陣 |
| 3代 | 石田退三 | 1950年7月~1961年8月 | 4,049日 | 労使協調路線確立 戦後復興の立役者 |
| 4代 | 中川不器男 | 1961年8月~1967年10月 | 2,252日 | 高度経済成長期 |
| 5代 | 豊田英二 | 1967年10月~1982年7月 | 5,387日 | 🏆 在任期間最長 トヨタを世界企業に |
| 6代 | 豊田章一郎 | 1982年7月~1992年9月 | 3,715日 | 🏆 経団連会長(第8代) 豊田喜一郎の長男 |
| 7代 | 豊田達郎 | 1992年9月~1995年8月 | 1,064日 | 豊田家出身 短期間での交代 |
| 8代 | 奥田碩 | 1995年8月~1999年6月 | 1,400日 | 🏆 経団連会長(第10代) 初の生え抜き社長 |
| 9代 | 張富士夫 | 1999年6月~2005年6月 | 2,192日 | 世界販売台数拡大 レクサスブランド立ち上げ |
| 10代 | 渡辺捷昭 | 2005年6月~2009年6月 | 1,461日 | リーマンショックの影響 |
| 11代 | 豊田章男 | 2009年6月~2023年4月 | 5,053日 | 🏆 リーマン後の改革 創業一族への回帰 豊田章一郎の長男 現会長 |
| 12代 | 佐藤恒治 | 2023年4月~2026年3月 | ー | 初の非豊田家・生え抜き社長 電動化戦略推進 |
| 13代目(現職) | 近健太(こん けんた) | 2026年4月〜 | 🔵 現社長 |
注目ポイント:
- 12名中、豊田家出身は5名(初代、2代、5代、6代、7代、11代)
- 在任期間最長は豊田英二(5,387日=約14年8ヶ月)
- 経団連会長を2名輩出(豊田章一郎、奥田碩)
創業者・豊田喜一郎の偉業
第2代社長:豊田喜一郎(1941年~1950年)
🏆 トヨタ自動車の父・豊田喜一郎
生涯と功績:
- 生誕:1894年6月11日
- 出身:静岡県(豊田佐吉の長男)
- 学歴:東京帝国大学工学部卒業
- 経歴:豊田自動織機で自動車開発を主導
- 没年:1952年3月27日(57歳)
「自動車を国産化する」という夢
1930年代:自動車国産化への挑戦
当時、日本の自動車市場はフォードとGMが独占していました。
豊田喜一郎は父・豊田佐吉が発明した自動織機の特許料で得た資金を使い、自動車開発に挑戦。
「日本人の手で、日本の自動車を作る」
この情熱が、トヨタ自動車の原点です。
1950年の経営危機と退陣
戦後の苦難:
- 戦後の混乱期で経営悪化
- 労働争議が激化
- 銀行団から社長退陣を要求される
- 1950年6月、責任を取り社長辞任
- 1952年、復帰を目前に57歳で急逝
豊田喜一郎の無念:
「もう少し生きて、トヨタの繁栄を見たかった」
豊田喜一郎の名言
「研究と創造に心血を注ぎ、常に時流に先んずべし」
📚 トヨタの歴史を深く知る
おすすめ書籍:
- 「豊田喜一郎伝」名古屋大学出版会
- 「トヨタ物語」野地秩嘉著
- 「トヨタ生産方式」大野耐一著
- 「トヨタの片づけ」
💡 これらの書籍は、世界No.1企業の原点を学べる名著です。ビジネスパーソン必読。
豊田家の系譜と創業一族
豊田家の家系図
豊田グループ創祖・豊田佐吉(1867年~1930年)
自動織機の発明で財を成す。「発明王」と呼ばれる。
↓ 長男
豊田喜一郎(1894年~1952年)【第2代社長】
トヨタ自動車創業者
↓ 長男
豊田章一郎(1925年~)【第6代社長】
経団連会長を歴任。トヨタをグローバル企業に
↓ 長男
豊田章男(1956年~)【第11代社長、現会長】
リーマン後の改革を主導。現在は会長
↓ 長男
豊田大輔(1984年~)
ウーブン・バイ・トヨタ シニア・バイス・プレジデント。次期社長候補?
豊田家出身の歴代社長
| 代 | 氏名 | 豊田家との関係 |
|---|---|---|
| 初代 | 豊田利三郎 | 豊田佐吉の女婿(娘の夫) |
| 2代 | 豊田喜一郎 | 豊田佐吉の長男 |
| 5代 | 豊田英二 | 豊田佐吉の甥(弟・豊田平吉の長男) |
| 6代 | 豊田章一郎 | 豊田喜一郎の長男 |
| 7代 | 豊田達郎 | 豊田喜一郎の次男 |
| 11代 | 豊田章男 | 豊田章一郎の長男(喜一郎の孫) |
創業一族の影響力:12名中6名が豊田家出身。名門企業の家系経営の典型例です。
経団連会長を輩出した影響力
トヨタは、経団連会長を2名輩出しています。
第6代社長:豊田章一郎(経団連第8代会長)
🏆 財界での影響力
経団連会長在任:1994年5月27日~1998年5月26日
主な功績:
- トヨタを世界的企業に成長させた
- レクサスブランドの米国展開
- 「トヨタ生産方式」の確立と世界展開
- 経団連会長として規制緩和を推進
第8代社長:奥田碩(経団連第10代会長)
💼 初の生え抜き社長から経団連会長へ
経団連会長在任:2002年5月28日~2006年5月24日
主な功績:
- トヨタ初の非豊田家出身社長
- 世界販売台数でGMを抜き世界1位に
- プリウスの世界展開を主導
- 経団連会長として構造改革を提言
トヨタの財界での地位
| トヨタ社長 | 財界での役職 | 期間 |
|---|---|---|
| 豊田章一郎 (第6代社長) | 経団連会長(第8代) | 1994年~1998年 (4年) |
| 奥田碩 (第8代社長) | 経団連会長(第10代) | 2002年~2006年 (4年) |
| 豊田章男 (第11代社長、現会長) | 経団連副会長 | 2012年~ |
豊田章男の14年間と改革
第11代社長:豊田章男(2009年~2023年)
🔥 リーマンショック後の大改革
就任時の危機:
- 2009年:リーマンショックで大幅減益
- リコール問題:米国で大規模リコール、公聴会で証言
- 東日本大震災:サプライチェーン寸断
- タイ洪水:生産拠点が被災
豊田章男改革の5本柱
| 施策 | 内容 |
|---|---|
| 1. もっといいクルマづくり | • 「量より質」へ転換 • TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)導入 • 走る楽しさの追求 |
| 2. 電動化戦略 | • ハイブリッド技術の進化 • EV開発の加速 • 水素エンジン車の研究 |
| 3. モビリティカンパニーへ | • MaaS(Mobility as a Service) • ウーブン・シティ構想 • 自動運転技術開発 |
| 4. トヨタイムズ創刊 | • 社長自ら情報発信 • SNS活用で顧客と対話 • 「人間・豊田章男」の発信 |
| 5. 若手人材の登用 | • 年功序列からの脱却 • 実力主義の導入 • 佐藤恒治氏など次世代リーダー育成 |
豊田章男の名言
「自動車を作る会社から、モビリティカンパニーへ。トヨタは変わらなければならない」
「私は、トヨタを守るために、トヨタを変える」
14年間の成果
2009年
約800万台
世界販売台数
2023年
約1,050万台
世界販売台数
営業利益率
10%超
過去最高水準
現在:豊田章男氏は会長として、引き続きトヨタの経営に関わっています。
第12代社長:佐藤恒治(2023年4月〜2026年3月)
在任期間:2023年4月1日〜2026年3月31日(約3年間)
出身:京都大学工学部(1989年トヨタ入社)
生年月日:1969年(愛知県出身)
豊田章男氏の後継として2023年4月に第12代社長に就任。在任中はトヨタのブランド戦略・電動化推進・ソフトウェア定義車両(SDV)への転換を指揮しました。
在任中の主な動向:
- 2023年4月:豊田章男会長の後任として社長・CEOに就任
- 2025年5月:日本経済団体連合会(経団連)副会長に就任
- 2026年1月1日:日本自動車工業会(自工会)会長に就任
社長退任の経緯:
2025年10月、日本自動車工業会より佐藤氏に次期会長就任の要請があり、トヨタの取締役会はこれを承認。佐藤氏が自工会会長・経団連副会長・社長CEOの3役を同時に担うことへの負担を考慮し、2026年2月6日の取締役会で社長交代を決議しました。
<cite index=”25-1″>トヨタ自動車公式ニュースルームは「佐藤が副会長・CIOとしてトヨタを含む産業全体に軸足を置き、近が社長・CEOとして社内に軸足を置く新しいフォーメーションに変更する」と発表しました。
現在の役職: 代表取締役副会長・Chief Industry Officer(CIO)
(2026年6月の株主総会後、代表取締役からは退任、副会長・CIOとして継続)
根拠:
佐藤恒治氏の名言
「豊田章男会長が築いた土台の上で、新しいトヨタを作る。その責任の重さを感じています」
第13代社長(現職):近健太(2026年4月〜)
在任期間:2026年4月1日〜(現職)
出身:新潟県立新潟高等学校→東北大学経済学部卒業(1991年トヨタ入社)
生年月日:1968年8月2日(新潟県出身)
近健太氏(こん・けんた)は1968年8月2日生まれ。1991年3月に東北大学経済学部を卒業後、同年4月にトヨタ自動車に入社しました。
トヨタ歴代社長の中で初めて、豊田家以外・かつ「非エンジニア」の経理・財務畑出身者がトップに立つという点で異例の人事として注目を集めました。
主な経歴(トヨタ公式略歴より):
– 1991年4月:トヨタ自動車株式会社入社
– 2017年1月:経理部部長
– 2018年6月:常務役員(総務・人事本部副本部長、経理本部副本部長)
– 2019年7月:執行役員、経理本部本部長
– 2020年4月:Chief Financial Officer(CFO)
– 2021年6月:取締役・執行役員
– 2022年4月:取締役・執行役員副社長
– 2023年4月:ウーブン・バイ・トヨタ代表取締役・CFO
– 2026年4月1日:トヨタ自動車 代表取締役社長・CEO(現職)
社長交代の理由として「国際競争力の強化を図るために(佐藤氏が)自工会の会長として果たす役割が大きい」とされ、近氏が選ばれた理由は「『稼ぐ力』の強化、『損益分岐台数の改善』が足元の重要課題であり、近氏がCFOとして収益構造の改善に最前線であたってきた」ためとされています。
経営の方針:
CFOとして長年トヨタの財務・収益構造を担ってきた近氏は、就任にあたり以下の2点を主要課題として掲げています。
- 「稼ぐ力」の向上:損益分岐台数の改善、コスト構造の最適化
- 産業連携の加速:電動化・SDV(ソフトウェア定義自動車)時代に向けた外部連携強化
なお、豊田章男会長(69歳)は留任しています。
根拠:
功績ランキング
🥇 第1位
豊田喜一郎
第2代社長(1941~1950年)
功績:
- トヨタ自動車創業者
- 自動車国産化の夢を実現
- 日本の自動車産業の父
🥈 第2位
豊田英二
第5代社長(1967~1982年)
功績:
- トヨタ生産方式を確立
- 世界的企業への成長を実現
- 在任期間最長(約15年)
🥉 第3位
豊田章男
第11代社長(2009~2023年)
功績:
- リーマン後の大改革
- モビリティカンパニーへ転換
- 「もっといいクルマづくり」実現
トヨタから学べる経営の教訓
✅ 現場主義の徹底
「現地現物」。トップ自らが現場に足を運び、問題の本質を掴む。豊田章男氏はテストドライバーとして自ら運転。
✅ 改善の文化
トヨタ生産方式の根幹。「カイゼン」は世界共通語に。小さな改善の積み重ねが大きな成果を生む。
✅ 長期的視点
目先の利益より、100年先を見据えた経営。創業家による安定した経営が強み。
✅ 人材育成
「人を育てる」ことに注力。豊田章男氏が佐藤恒治氏を育成したように、次世代リーダーを計画的に育成。
✅ お客様第一
「お客様のために」が全ての原点。ユーザーの声に真摯に耳を傾け、製品開発に反映。
2025年以降のトヨタに期待すること
期待される役割:
- 🔋 電動化のリーダー:全固体電池の実用化で次世代EVをリード
- 🤖 自動運転技術:レベル4自動運転の実現
- 🌍 カーボンニュートラル:2050年までにCO2排出ゼロ
- 🏙️ ウーブン・シティ:静岡県に未来都市を建設中
- 🚗 モビリティサービス:MaaSで移動の自由を提供
- 🇯🇵 日本産業の牽引:世界一の自動車メーカーとして日本を代表
佐藤恒治新社長のリーダーシップのもと、トヨタがさらなる進化を遂げることを期待します
トヨタグループの主要企業
トヨタを中核とするトヨタグループ。世界最大級の企業集団です。
| 企業名 | 主な事業 |
|---|---|
| デンソー | 自動車部品世界トップクラス |
| アイシン | トランスミッション等の基幹部品 |
| 豊田自動織機 | フォークリフト・繊維機械 |
| トヨタ紡織 | 自動車シート・内装部品 |
| ダイハツ工業 | 軽自動車・小型車 |
| 日野自動車 | 商用車(トラック・バス) |
| トヨタファイナンス | 自動車金融サービス |
| 豊田通商 | 総合商社 |
まとめ:トヨタ88年の歴史から学ぶこと
1937年から現在まで、12名の社長が経営を担ってきたトヨタ自動車。
📊 歴代社長から見るトヨタの変遷
| 🌅 創業期 (1937~1950年代) | 豊田喜一郎の「自動車国産化」の夢からスタート。戦後の経営危機を乗り越え、日本の自動車産業の礎を築きました。 |
| 📈 成長期 (1960年代~1990年代) | 豊田英二の下、トヨタ生産方式を確立。世界的企業へと成長。「カローラ」「クラウン」など名車を次々と誕生させました。 |
| 🌍 グローバル化 (1990年代~2000年代) | 世界販売台数でGMを抜き世界1位に。プリウスで環境技術のリーダーに。経団連会長を2名輩出し、財界での影響力を確立。 |
| 🔄 変革期 (2009年~現在) | 豊田章男の改革で「モビリティカンパニー」へ転換。近 新社長のもと、電動化とソフトウェアで新時代に挑戦しています。 |
2026年4月、トヨタは3年ぶりとなる社長交代を実施し、CFO出身の近健太氏が第13代社長・CEOに就任しました。豊田家でもエンジニアでもなく、「財務・経理畑」から頂点に立つのはトヨタ史上初。「稼ぐ力の向上」と「損益分岐台数の改善」を旗印に、電動化・SDV時代のトヨタをどう導くか、今後が注目されます。
豊田章男会長は引き続き留任しており、会長と社長が「2トップ体制」で経営を担う構造は継続しています。
本記事は2025年9月時点の情報に基づいています。歴代社長の在任期間や功績については、トヨタ自動車公式サイトのデータを参照し作成していますが、細部の詳細については公式サイト等でご確認ください。
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