こんにちは!政信です!
きずな出版の「20代を無難に生きるな」をご紹介いたします。(著者:永松茂久)
人生を頑張りたいとは思っているけど、何をすればよいのだろう?今のままで大丈夫なのかな?
そんな漠然とした悩みを抱えている20代にとってはぜひ読んでいただきたい本です。
人生の基礎をつくる貴重な20代をどのように生きるべきか。その方向性を説いた本です。
アマゾンレビューでも☆4以上という非常に高い評価を受けている書籍です。
仕事まみれで気付いたら20代終わりなんて嫌だ。
たたたたたたたしかに・・・・・・・
本の要約
まず著者はこの本を読んでもらいたい人を下記のように記しています。
- 20代をもっと有意義なものにしたい
- 30代以降に後悔する生き方をしたくない
- 20代のうちにブレない自分の芯をつくりたい
- 20代のうちに、もっと行動力をつけたい
- 伸びる20代になるために必要なことをしりたい
- 20代、残された時間を使って、足りない部分を補いたい
- 20代の部下や子どもを持ち、その世代の悩みを知りたい
- 振り返って20代の答え合わせをしたい
私のことか。
そんな人たちに対して著者が考える成功する20代の条件が4章に渡って書いてあります。
第1章:20代はもっと尖れ
第2章:20代のうちに”いい人”は卒業しなさい
第3章:必ず伸びる20代の学び方
第4章:20代で身につけておきたい「人から可愛がられる力」
第終章:20代を無難に生きるな
科学的根拠があるようなものではなく、どちらかというと精神論的な要素まとめてあります。
そんな中で私にとって響いた文章や内容だけを抜粋して紹介してみたいと思います。
①同世代とばかり戯れるな
社会はいろいろな世代の層で成り立っている。
20代は社会に出てきたばかりで何も知らない状態。
同世代とばかり過ごしていると学生の頃と考え方は変わらない。
もっと上の世代とコミュニケーションをとるべきだということが書かれていました。
なるほど。
②「ピンポン病」にかかるな
「ピンポン病」とは世間や教育が作り出している「正解を出さないといけない!」「みんなと同じでなければダメ!」という人が無意識に陥っている思考です。
他人の眼ばかり気になって、自分の本音と向き合う事さえも忘れてしまっている状況です。
「これやったら怒られるかな?」「これやったら褒められるな」という他人ファーストな考えではなく、
まずは自分の本音を大切にしようということです。
私も無意識の内に「ピンポン病」になっていないか・・・改めて考えさせられました。
③20代はネタづくりの期間と捉えよ
何かにチャレンジするとき誰しも失敗が怖いもの。
著者はいきなり成功を狙うのではなく、「20代は失敗のネタを何個作れるか」こんな考え方でOKと述べています。
20代は成功の数よりチャレンジ・失敗の数を大事にしよう!
④20代に「仕掛ける力」を身に着けろ
伸びる人には共通して独特の行動力「自ら仕掛ける力」があるようです。
欲しいものや変えたい事があったとき座ってもってるのではなく、それを実現するためにリスクに飛び込んでいくべきだと記されております。
自ら動ける人と座って待っている人には大きな差が生まれてきます。
また「許可をもらうことが無意識な癖になってしまっている人」はどうしても行動が遅くなったり、結局行動に起こせないまま終わってしまうので、この癖を治すべきです。
行動無くして成功無し!!
たしかに誰かの許可を取りながら行動するの癖になっているかも・・・
⑤先が見えないなら、いまをしっかりと見つめよう
やりたいことが見つからない・将来に不安を感じている。
そんな人に対して著者は「先に焦らず、いまだけを見つめてほしい」とアドバイスされています。
無意識のうちに「見えない将来」のことばかり考えていて、「見えている今現在」のことがおざなりになっていること人は多いかと思います。
目の前にあることにしっかり取り組むことで新たな気付きが生まれ、一歩前に進むきっかけになるかもしれません。
⑥20代のうちに歴史を学ぶことで人間の本質を知る
著者は20代のうちに「大河ドラマをたくさん見るべき」「歴史では起きた事実を知るのではなく、感情を考えるべき」と述べておりました。
私も大河ドラマや歴史本を見る事はあるのですが、事実ばかりに目が行き、感情を考えるという視点は持ったことがなかったです。
なぜこの人はこのような行動をしたのか?この局面でなにを考えていたのか?など歴史を通じて人の本質を学ぶことができるようです。
なるほど!!!
⑦人生には「成長」と「成功」しかない。
人生、山あり谷ありという言葉があるように、誰しもが、仕事やスポーツなど何においても、
うまくいくときもあれば、うまくいかないときもあると思います。
そんな中で「うまくいっているときは「成功期」、うまくいっていないときは「成長期」として失敗から学ぶことができる!」という考え方が述べられていました。
うまくいかない時期・失敗した事を「学び」としてポジティブにとらえることで、自分の成長にとって絶好の機会と考えることができるのです。
要は考え方1つで目に見えている景色がガラッと変わるということです!
⑧まずは”願うこと”からすべてがはじまる
松下幸之助の名言である「まずは”願う事”からすべてがはじまる」が紹介されていました。
たしかに願いがなければ、叶うものも叶える方法も思いつくはずがありません。
当たり前のことですが、自分の願いとは何だろうと考えさせられました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
個人的に勉強になった事や響いた内容を8つ紹介させていただきました。
私は20代後半ですが、最近時間が経つスピードがかなり速く感じています。
たぶん、20代は何も考えていなければ、あっという間に終わってしまうのだろうと思います。
「20代を無難に生きるな」で学んだことを意識・実行する事で「少しでも充実した人生にしていきたいな」と改めて考えさせられました。
20代の方は読んで損はない本だと思います!おすすめです。
読んでみようっと。
30代に対する本も発売されています。
【NOBUの自己紹介】