こんにちは。NOBUです。
本日は桑原晃弥氏の著書:トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術の感想レビューを紹介します。
著者の桑原氏は経済・経営ジャーナリストとして本田宗一郎氏や松下幸之助氏など成功した起業家の研究を行い、人材育成や成功法の情報発信を続けられた方です。トヨタ式の実践現場やトヨタマンを幅広く取材しており、本書を執筆されたそうです。
世界を代表するトヨタ自動車株式会社における「すぐやる人」の仕事術が下記の8章の中に91個の仕事術がイラストを交え分かり易く紹介されております!
行動力をつけたい!と思っていたため、思わず本屋で購入してしまいました!
【トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術の章構成】
- すぐやる人になれる「スピード仕事術」
- すぐやる人になれる「片付け」
- すぐやる人になれる「問題解決法」
- すぐやる人になれる「ムダどり」
- すぐやる人になれる「「A3一枚」の資料整理術」
- すぐやる人になれる「PDCA+F」
- すぐやる人になれる「チーム力」
- すぐやる人になれる「成長力」
書内で紹介されている「全91」の仕事術の中で私にとって新しい学びとなった事を厳選して紹介します。
- なぜ「すぐやる人」なのか?
- 第3話:仕事のスピードを上げたいなら「今日のことは今日片付ける」を習慣にする。
- 第6話:準備をしっかりしないまま「とにかく速くやる」は本末転倒
- 第12話:「できない言い訳」を考えている頭で、「できること」をやれ
- 第22話:規則は見直すためにある
- 第25話:1日考えたくらいで「できません」と言うな
- 第26話:「しんどい」と思った時こそ、楽な方法を思いつくチャンス
- 第29話:1つの問題に対して、解決策は複数案考える
- 第30話:あなたは問題を指摘するだけの「診断士」か?問題を解決する「治療士」か?
- 第38話:「仕事」と思っている事のなかにたくさんの「ムダ」が潜む
- 第51話:「いらない資料かな」と思ったら、すぐやめる
- 第54話:仕事の失敗は、「記憶」ではなく「記録」に残しておく
- 第56話:素晴らしいアイデアほど、「見える化」が大事
- まとめ・・・
なぜ「すぐやる人」なのか?
そもそも「すぐやる人」がフューチャーされているのか?
それはトヨタ式に「1人の100歩より100人が1歩ずつ」という言葉があるように、トヨタでは「すぐやる」「とりあえず」を大事にしているからです。
行動なしには結果は出ないため、行動力ある人・すぐやる人は大事ということです。
ただし、どんな行動力があったとしても、質が悪かったり、方向性が間違っていたりすると良い結果はもたらさない。。
本書では「成果に結びつく正しい行動」をする人の仕事術が紹介されています。
第3話:仕事のスピードを上げたいなら「今日のことは今日片付ける」を習慣にする。
問題の先送りをやめれば、スピードは劇的に改善する。
後回しにするとなんか調子悪いので、改善したい!
ぼ、ぼくもそうします!
第6話:準備をしっかりしないまま「とにかく速くやる」は本末転倒
「するやる人」とありますが、「とにかく速くやる」のではなく、事前準備が大切です。
急ぐためにはしっかりした事前準備が、結果的に速く仕事を終えることに繋がります。
第12話:「できない言い訳」を考えている頭で、「できること」をやれ
どうしても仕事で難しい局面になると「無理だわ・・・」と言い訳を考えて、弱音を吐いてしまう方多いのではないでしょうか。
言い訳をしても解決はしない・・・だから「やる!」と決めて、「やるため」「できるため」にどうすれば良いか考えることが大切です。
言い訳は時間の無駄!
第22話:規則は見直すためにある
規則は定期的に見直し、間違ったものは思い切って変えること。
「ルールだから」「マニュアルだから」で思考停止で従うのではなく、そもそも論で「何のための規則?」と考えることが大切です。
無駄な規則と思ったら、思い切って規則を変えることも必要です!
規則を見直してみよう!!
第25話:1日考えたくらいで「できません」と言うな
「何が何でも解決する」という執念が、不可能を可能にする。
第12話と重複しますが、難題に対しては「できない」理由を探すのでなく、「できる」ための策だけを考える執念が大切のようです。
スポーツ選手のような気持ちの強さも重要ですね。
第26話:「しんどい」と思った時こそ、楽な方法を思いつくチャンス
身の回りの困りごとを、どうすればいいか考えることから始める。
仕事で大変な事があっても、それを楽するためにはどうすればいいか?と考えるチャンスとなる!なるほど!
第29話:1つの問題に対して、解決策は複数案考える
今までの自分は1つの問題に対して、これだ!という解決策があれば、それを信じて行動していました。
しかし、トヨタでは「1つの目的に対して、まずは考えられる限りのアイデアを出す→その中で比較検討して最善を選ぶ」というプロセスを経るようです。
第30話:あなたは問題を指摘するだけの「診断士」か?問題を解決する「治療士」か?
トヨタでは、問題を指摘し提言するだけの人は単なる「診断士」と言われるようです。
世の中で求められているのは、「どうしたらいいのか?」ということを考え、具体的なアイデアを出し、実際に問題を解決する「治療士」です!
ぐちぐち言わずに、何とかせい!
第38話:「仕事」と思っている事のなかにたくさんの「ムダ」が潜む
トヨタ式といえば「ムダどり」と定着しているように、トヨタではいかに無駄を取り除くことを重要視しています。
「仕事」は下記3つに分類されるようです。営業マンを具体例にしてみます。
- 正味作業:客先への訪問など成果に直結する作業
- 付随作業:訪問の移動・資料作成など正味作業に付随する事
- ムダ
成果をあげるには仕事の本質となる「正味作業」を増やし、「付随作業」を改善や工夫で減らす、「ムダ」を省くことが大切です!
仕事をこうやって分類するのは勉強になる!
第51話:「いらない資料かな」と思ったら、すぐやめる
ビジネスマンは仕事中にたくさんの資料を作成しますが、その資料は本当に読まれていますか??
本当に必要となる資料だけを作成し、誰も読まない資料は作らない!
あたりまえのことですが、仕事を棚卸してみたいなと思いました!
第54話:仕事の失敗は、「記憶」ではなく「記録」に残しておく
トヨタでは失敗したら、失敗の「原因」と「改善策」をまとめたレポートとして残すことが習慣になっているようです。
失敗は財産として形に残し、他の人の学びにも繋げることが大切です!
失敗は個人で抱えるものではなく、会社の財産です!
第56話:素晴らしいアイデアほど、「見える化」が大事
どんなにいいアイデアだとしても、どうしても言葉だけでは伝わらないことは多いと思います。。
トヨタでは「思いの見える化」として「伝えたいことを伝わるまで書類や模型など形として表現」していきます。
確かに口頭だけではなかなか理解してもらえない!なるほど!
まとめ・・・
いかがだったでしょうか。私が学びとなった仕事術を12個を紹介してみました。
全91話もありますので、人によって学びとなる事は様々だと思います!
非常に読みやすい自己啓発本なので、読書が苦手という方もスラスラと読むことができるためオススメです。
本を読んだだけでは意味はないので、私も当書の学びを仕事で活かしていきたいです!