こんにちは。政信です。
「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」を紹介します。(著者:越川慎司)
複数社のビジネスパーソン1万8000人を定点カメラ・ICレコーダー・GPS等で調査、AI分析し、
その中で人事評価「上位5%」の社員に共通する事を紹介するという本です。
つまりこの本を読めば「出来る人」とは何を考え、行動しているのか知ることができるのです!
読んでみて私がためになった!真似してみよう!と思った箇所を抜粋して紹介いたします!
めっちゃためになった!!仕事ができるマンの共通点!
①95%の一般社員は作業時間で充実感を覚えている。
パソコンの周りに貼った付せんの「やることリスト」で頭がいっぱいの社員を多く見てきました。彼らはその仕事を終えることが目的で、一つひとつの作業が終わってその付せんを剥がすことに達成感を得ています。しかし、残念ながらそれでは目標を達成できません。 それにもかかわらず、作業をしていることに満足してしまい、成果を残すことを考えない人が 95%の一般社員に6割以上いるのです。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
95%の一般社員は作業が終わった充実感に満たされ、「5%社員」は成果を残した時の達成感を目指しています。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
まさに今の自分の事でした。朝にノートに書いた優先順位ごちゃごちゃなTODOリストをいかに減らすかが、
その日の充実感を左右していました。また何かの資料が完成したら満足していました。
著者の言う通り、目標を達成すること・成果を出すことが1番のゴールであり、途中経過に価値はありません。
考えを改めねば!
②「5%社員」は重要度を重視する。
成果を出している「5%社員」は、緊急度と重要度の2つの評価軸を持って仕事の優先順位を決めています。「5%社員」がとても特徴的なのは、緊急度は低いが重要度が高いことに時間を割いていることです。彼らは、緊急度よりも重要度の評価軸を意識しています。これは目的達成志向という心構えからきているものです。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
一般社員の97%は「緊急度が高いが、重要度の低い仕事」に多くの時間を取られてしまっているようです
まさに自分の目のまえに転がってきた急ぎの仕事ばかりに手をとられ、、年初に掲げた目標に向けた行動を後回しにしていましたので、、非常に良い気付きになりました。
緊急度〈〈〈〈〈〈〈〈重要度
③「5%社員」の情報収集
「5%社員」の言動を調査する中で、彼らは定期的に情報集める仕組み(キュレーション) を先に構築していました。そして希少性の高い情報を人との会話によって得ようとしていることもわかりました。実際にその人脈は 95%の一般社員よりも格段に広いことがわかっています。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
出来る人は社内外に人脈を構築して情報収集をしている!
④「5%社員」の資料の作り方
途中の段階でも相手から意見を聞くことで、相手も制作プロセスに関わったという実感を持たせることができます。 そして、最終成果物に対して「自分の意見が作品に反映された」と感じてもらえば、それは「自分の作品」という意識が生まれます。顧客や上司がそのような自分ごと化してくれれば、承認されやすく、一体感も生まれてよい関係が構築できます。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
この視点はなかったです!
資料作りを自分だけでなく特定の相手に上手くかかわってもらうことで「自分事」にしてもらい一体感をもった、承認されやすい資料になるという考え方は良いなと思いました。
⑤「5%社員」は業務を朝に集中させる。
「5%社員」は、特に朝に狙いを絞って重要な仕事を進める習慣があることもわかりました。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
朝に重要な仕事をして終えているので、夕方頃には余裕をもって退社準備ができているようです。
⑥「5%社員」は意見をするときに、他者への配慮や感謝を忘れない。
主張を一方的に訴えても周りは受け入れてくれません。上位 20%ぐらいの若手エースに多い「これ絶対におかしいです、こうすべきです」と「べき論」を一方的に主張したところで、意見は通りにくいのです。
「5%社員」は意見をするときに、他者への配慮や感謝を当然忘れません。 「メンバーがどうしたら気持ちよく協力する気になってくれるか」を考えて発言します。コミュニケーションのツボを心得ているのです。 また、そうした気持ちよいコミュニケーションの術だけでなく、率先してチームメンバーへの協力を申し出て、実際に協力することに労を惜しまない点も特徴といえます。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
正論ではチームは動いてくれない。
⑦「5%社員」は、「ありがとう」をたくさん言う
「5%社員」は、「ありがとう」という言葉を自然と周囲のメンバーに提供し続けています。特にトップ5%の管理職は、一般の管理職よりも部下を4倍以上ほめています。承認や感謝、労いの言葉が多いのです。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
感謝された人は心情がプラスになって、パフォーマンスがアップ!コスパの良い業務効率化。
また間接承認「あの人があなたのこと褒めてたよ」は威力凄いらしいです。
⑧「5%社員」は、レッツの言葉が多い
「5%社員」が他の一般社員と比べて特徴的だったのは、「〇〇をしよう!」や「〇〇をやってみよう」といったレッツの言葉が多かったことです。 「5%社員」は会議の最後でアクションを決めないと成果につながらないことを知っています。
デメリットやリスクの話になったとしても、「5%社員」は最終的に次のアクションの決定にもっていくわけです。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
なるほど!会議は次のアクションを決めることが目的。だから「5%社員」は、レッツの言葉が多いのか!
⑨「5%社員」は、内省の時間を定期的に作っている。
「5%社員」は定期的な内省によって、さらに効率を高めていこうとします。その内省は金曜日の午後に行われることが多いことがわかりました。今週1週間を振り返って、出した成果と無駄な作業を見つけ出して、次の行動につなげようとするのです。そのため、来週以降に実施する改善タスクをメモに取っています。
内省=振り返りの時間ね!
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的にも非常に多くの学びがあった本でした。
特に「「5%社員」は重要度を重視する」という学びは、いきあたりばったりで目の前の仕事を潰していた私にとっては響くものがありました。
仕事で成果を出したい!という意識の高い人は読んでみるべき本です!
読んでみようかな・・・