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【2024年版】世界の企業従業員数ランキング

【2024年版】世界の企業従業員数ランキング

世界の企業従業員数ランキング Top30

この記事は2024年度の世界の企業の従業員数順位上位30社をまとめた記事です。
※各企業の公式発表およびStatista、Fortune、CompaniesMarketCapなど複数の信頼できる情報源を参考に作成しております。

順位 企業名 本社 業界 従業員数(人)
1 Walmart(ウォルマート) アメリカ 小売 2,100,000
2 Amazon(アマゾン) アメリカ 小売・IT 1,550,000
3 Hon Hai Precision Industry(鴻海精密工業/フォックスコン) 台湾 電子機器製造 826,000
4 Volkswagen Group(フォルクスワーゲン) ドイツ 自動車 684,000
5 United Parcel Service(UPS) アメリカ 物流 545,000
6 FedEx(フェデックス) アメリカ 物流 484,000
7 Toyota Motor(トヨタ自動車) 日本 自動車 375,000
8 Target(ターゲット) アメリカ 小売 450,000
9 Home Depot(ホームデポ) アメリカ 小売 475,000
10 Kroger(クローガー) アメリカ 小売 420,000
11 Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ) アメリカ 金融・投資 383,000
12 Stellantis(ステランティス) オランダ 自動車 298,000
13 Starbucks(スターバックス) アメリカ 外食 383,000
14 McDonald’s(マクドナルド) アメリカ 外食 200,000
15 CVS Health(CVSヘルス) アメリカ 医療関連 300,000
16 UnitedHealth Group(ユナイテッドヘルス) アメリカ 医療関連 350,000
17 Samsung Electronics(サムスン電子) 韓国 電子機器 270,372
18 Microsoft(マイクロソフト) アメリカ IT・ソフトウェア 221,000
19 Alphabet(アルファベット) アメリカ IT・インターネット 190,234
20 Apple(アップル) アメリカ IT・電子機器 161,000
21 JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース) アメリカ 金融 293,000
22 Bank of America(バンク・オブ・アメリカ) アメリカ 金融 213,000
23 Wells Fargo(ウェルズ・ファーゴ) アメリカ 金融 238,000
24 Accenture(アクセンチュア) アイルランド ITコンサルティング 732,000
25 Tata Consultancy Services(タタ・コンサルタンシー) インド ITサービス 601,000
26 AT&T(エイティアンドティー) アメリカ 通信 160,000
27 Siemens(シーメンス) ドイツ 産業機器 320,000
28 General Electric(ゼネラル・エレクトリック) アメリカ 産業機器 172,000
29 Boeing(ボーイング) アメリカ 航空宇宙 171,000
30 Lockheed Martin(ロッキード・マーティン) アメリカ 防衛・航空宇宙 122,000

上位30位企業の国別従業員数構成比

トップ30位の企業の国別従業員数構成比は以下の通りです。

1位:アメリカ(61.3%) 20企業がランクイン
2位:ドイツ(6.7%) 2企業がランクイン
3位:台湾(6.3%) 1企業がランクイン
4位:インド(4.6%) 1企業がランクイン
5位:アイルランド(5.6%) 1企業がランクイン
6位:日本(2.9%) 1企業がランクイン
7位:オランダ(2.3%) 1企業がランクイン
8位:韓国(2.1%) 1企業がランクイン

上位30位企業の業界別従業員数構成比

トップ30位の企業の業界別従業員数構成比は以下の通りです。

1位:小売(30.5%) 6企業がランクイン
2位:ITサービス・コンサルティング(16.8%) 4企業がランクイン
3位:自動車(10.1%) 3企業がランクイン
4位:物流(7.8%) 2企業がランクイン
5位:金融(6.3%) 4企業がランクイン
6位:電子機器製造(8.4%) 2企業がランクイン
7位:医療関連(5.0%) 2企業がランクイン
8位:外食(4.5%) 2企業がランクイン
9位:産業機器(3.8%) 2企業がランクイン
10位:航空宇宙・防衛(2.3%) 2企業がランクイン
11位:通信(1.2%) 1企業がランクイン

2024年ランキングの特徴

ウォルマートが圧倒的な首位を維持

ウォルマートは210万人という圧倒的な従業員数で世界最大の民間雇用主の地位を維持しています。アメリカ国内だけで160万人、世界19カ国で事業を展開し、アメリカの人口の90%が10マイル以内にウォルマートがある状況を作り出しています。2024年には5年間で150店舗以上の新規出店を発表し、さらなる雇用拡大を計画しています。

アマゾンの急成長と雇用調整

アマゾンは155万人の従業員を抱え、第2位の座を確保しています。2019年には80万人未満だった従業員数が、パンデミック期間中の2020年には1日あたり1,300人以上を採用する急拡大を見せました。しかし、2022年のピーク時(162万人)からは若干の減少に転じており、効率化を進めています。

テクノロジー企業の効率的な運営

マイクロソフト(22.1万人)、アルファベット(19万人)、アップル(16.1万人)などのテクノロジー大手は、売上規模に比して比較的少ない従業員数で高い収益性を実現しています。これらの企業は高度な自動化と効率的なビジネスモデルにより、少数精鋭での運営を実現しています。

製造業の大量雇用

フォックスコン(鴻海精密工業)は82.6万人の従業員を抱え、世界第3位の雇用主となっています。電子機器の受託製造サービス(EMS)として、アップル製品をはじめとする多くの電子機器を製造しており、労働集約的な製造業の特徴を示しています。

日本企業の動向

トヨタ自動車は37.5万人の従業員で7位にランクインし、自動車メーカーとしては世界最大級の雇用規模を維持しています。日本企業の中では最大の雇用主であり、グローバル展開による雇用創出に貢献しています。

サービス業の雇用拡大

アクセンチュア(73.2万人)やタタ・コンサルタンシー・サービス(60.1万人)などのITサービス・コンサルティング企業が大規模な雇用を創出しています。デジタル変革の需要増加に伴い、これらの企業の従業員数は継続的に増加しています。

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